キャットフード選びのポイント

腎臓サポート用キャットフード

猫は8歳を過ぎてシニアの年代になると、急性や慢性の腎不全などに罹りやすくなります。水を飲む量が増えたり、尿量が増えて体重が減少するなどの症状が見られることが多いです。
腎臓病は慢性の疾患なので完治をするのは難しいですが、腎臓サポートのキャットフードを与えることで病気の進行を遅らせることが出来ます。クレアチニンやリンなどの上昇を抑える必要があるので、たんぱく質やナトリウム、リンなどの含有量が少ないのが特徴です。
高齢猫に配慮をして小粒タイプのキャットフードを選ぶと良いでしょう。腎臓サポートのキャットフードは、嗜好性に優れている商品が増えています。猫は犬とは違って嗜好が変わることがあるので、人気のメーカーのキャットフードを試してみると良いでしょう。
とうもろこしや小麦などの穀類は消化吸収しにくいので、避けたほうが無難です。活性炭入りの商品も販売されているので、腎臓病で悩んでいる飼い主さんにお勧めします。

キャットフードのなかに消化器サポートを施すものが増えている

キャットフードのなかに、消化器サポートを施す製品が増えています。家のなかで飼っている猫の場合には、運動不足に陥りがちになるケースも少なくは無いものです。
可溶性繊維を含んだキャットフードを、日々の食事のなかに含んでおけば、猫の胃腸に負担を与えることも無く、適度な栄養を摂取させることが出来るのです。
加齢と共に胃腸に支障を来してしまう猫は珍しくありません。食事の後に、下痢や嘔吐を繰り返してしまったり、便秘がちだったりと、何かしらの弊害を消化器系に発症させてしまうのです。消化器サポートを施すキャットフードを与えるだけで、愛猫の健康を保つことが可能になります。
製品のなかには、胃腸に優しい成分だけでは無く、タンパク質やカルシウムなどの日々の活動において必要となる栄養源も十分に含まれています。キャットフードに内包される可溶性食物繊維は、オリゴ糖などの自然成分から抽出されたものです。猫の体に害を及ぼす心配の無い天然成分となっているのです。
愛猫の健康に気を使うのであれば、胃腸に優しい食事に変えてみるのも良いでしょう。